鹿児島県姶良市で不動産業をしています。
松元好和といいます。
勤務時代も含めるとかれこれ28年になりました。
不動産業にもいろいろな「あるある話」があります。
これまでの経験とほかの場所でもあるあるを書き連ねていきます。
興味のある方は、最後までご覧くださいm(__)m
本日のあるある話は・・事故物件についてです
1.事故物件でも売れる!
あの家は、〇〇があった場所だよね・・・
そこは、火事で▲〇が出た場所だよね・・・
世の中には、いろいろなことが起きます。
日本中で毎日のように事件、事故が放送されています。
怖いですね。
ビビり症な私は不動産を扱っていますが
暗い空き家など一人で入りたくありません。
ましてや、事故物件だと聞くと吐き気がするほどです。
それでも、他の物件と変わらずに売れています。
”心理的瑕疵物件” として表記されます。
あなたもチラシなどの記載を見たことないですか?
特別に安いというわけでもありません。
なぜなら、部屋はきれいにリフォームされていますからです。
では、買い手さんはどんな人ですか?
興味ありますよね。
私が経験したり、聞いた話によれば
医療関係者、消防関係者、などなど。
いつも「 Si (Die)」と隣り合わせで仕事されているから
特別な感情がないのかもしれません。
感情がないというわけではなくて、
なくなられたことに、ナーバスになっていたら
仕事になりませんよね。
そういうわけで、事故物件でも売れるという事実でした。
2.事故物件とは?
事故物件(じこぶっけん)とは、広義には不動産取引や賃貸借契約の対象となる土地・建物や、アパート・マンションなどのうち、その物件の本体部分もしくは共用部分のいずれかにおいて、何らかの原因で前居住者が死亡した経歴のあるものをいう。ただし、死亡原因によって事故物件と呼ばないものもあるなど、判断基準は明確に定まってはいない。
Wikipediaより
不動産においては、死亡であってもすぐに救急車で運ばれて病院にいかれて
その途中でなくなられたなどは微妙だと思います。
発見が死亡後、数日間後になったなどは該当するのか?
自殺や殺人事件など、警察が絡むものは事故物件ととらえてよいと思います。
3.事故物件を集めたサイトがある!
事故物件を集めたサイトがあります。
大島てる 大島てる物件公示サイト
日本中はもちろん、周辺国まで広がっています。
これに掲載されると、事故物件が公開されてしまいます。
しかし、掲載基準があいまいであり
微妙なケースもあります。
中には、誤った情報もあるよですし、
明らかにあの物件は載っているだろうな・・
と思ったら載っていなかった。
掲載を削除してくれとの声も多くあるように聞いています。
いずれにしても、このサイトは参考程度で
鵜呑みにして信用はできないと思います。
人間の悪い習性で
「火事と喧嘩は 大きい ほど 面白い」
なんてことをいいます。
テレビニュースなどが見られるように
なくなることはありませんね。
4.事故物件を取り扱う業者の責任?
事故物件を仲介などする場合、不動産業者は
包み隠さず、事実を伝えなければなりません。
「人の口に戸は立てられぬ」
いずれ周囲のうわさやくちづてで
本人も知ることになるからです。
私は1回だけ、仲介したことがありました。
本来は、お断りする案件でした。
本宅ではなくて、
駐車場のある建物で亡くなられたケースでした。
販売前に、その建物は解体、撤去されていました。
買主さんは豪快な方で、
犬のブリーダーをされていました。
案内の時に、事実を告げると
「幽霊が出てきたら、犬が噛みついてくれるよ・・・」
この方は医療関係者ではありませんでしたが・・
5.お祓いをおススメします
私は宗教家でも熱心な信者でもありませんが
朝夕、神様とご先祖さまにご挨拶をしています。
気持ちの問題ですが、
とりあえずは、神職さんか専門の方に
お祓いをしていただくほうがよろしいかと思います。
まとめ
本日は「事故物件」についてお話ししました。
不動産についての豆知識なども織り交ぜてみます。次回からもお楽しみに!
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