物件の内見予約
一般的な内見の予約と言えば
ホームページを見てのメールか
物件についている看板を見ての電話になると思います。
私のところも一緒です。
この方も看板を見ての連絡でした。
ご夫婦だけの内見でした。
子供はまだのようで、30代でした。
10年ほどの中古住宅でしたが、
内見をされて気に入られた様子でした。
後日、再度見たいということで
案内に伺いました。
今度はお母さんと一緒でした。
お母さんは何やら不服なようで
あちこちを見て、一言二言おっしゃっていました。
それでも、ご夫婦の意思は決まったかに見えました・・
契約したいとの連絡
しばらくしてから、ご主人から電話がありました。
契約をしたいという連絡でした。
購入申込書をFaxをしてもらいました。
価格の値下げがありましたので、
売り主側の仲介業者に連絡を取りました。
了解が取れました。
契約書の作成にかかり、日程を調整しました。
あとは、当日を待つのみです。
連絡なしの契約のドタキャン
当日まで何の連絡もありませんでした。
時間が過ぎようとした頃、
1台の車が事務所に横付けに。
買主さんの車でした。
遅れてこられました。
そう思いましたが、
なかなか降りてこられません。
後ろの窓が開いてお母さんらしき人影が。
挨拶をすると、突然にお話をされました。
「今日の契約はキャンセルしますから・・」
唖然としましたが、
買う気のない人を
説得しても意味がないことなので
私は「わかりました」
と一言だけお話しました。
車はそのまま走り去っていきました。
走り去る車の後ろ姿を
わたしは呆然と見送りました。
自分で断れなくて
親が断りについてくる。
最近、都会では「退職届」の代行が流行っているそうです。
ごみの後始末をする人も人間です
ある日のこと、段ボールなどを集積するコンテナに
張り紙がしてありました。
そこはマンションや人通りの多い場所に
置かれているので、常に段ボールなどが満杯です。
山積みにされた段ボールは、
ごちゃごちゃに混ざっています。
そして、張り紙に書かれていた文言は?
「集配する物も人間です・・」
確かに捨てれば ”ごみ” しかし
資源として再利用するために
集積用の箱が置いてあります
ごみ箱ではありません。
段ボールなどは整然と置いてもらえば
こんな張り紙も必要なかったでしょうね。
結局、その集積箱は数週間後に
別の場所へと移転しました。
ルールを守れない
みんながみんな、
ルールを守れていないとは思いません。
一部の人の行動で
みんなが迷惑を被ります。
契約をすると言った以上
それなりのルールや
断るならマナーが必要だと思います。
それが悲しいだけです。😢
では、また。
新築でも中古住宅でも
住宅選びは結婚と同じかな、と思います。
つまり、いろいろな選択肢がある中で
あなたが、その家を決めるのは
外観や間取り、設備の新しさ・古さなど
取捨選択してのことですよね。
結婚をするときには
恋だとか、浮かれた状態で
決めるべきではありませんよね。
しっかりとした未来への設計図が
描けなければ結婚を決められないと思います。
それと同じです。
住宅選び方は。
例えば、玄関を入ってあなたは手洗いに行きます。
右ですか?
左ですか?
手洗いから出たら、リビングに行きます。
右ですか?
左ですか?
中古住宅は現物が目の前にありますから
試験的にやってみることができますよね。
人間には当然に右利き、左利きあります。
それよりも、これまで経験した住宅の
習慣が体に浸み込んでいます。
何気なくドアを開けているけれど、
その後の一歩は、右へ向かうのか?
左へ向かうのが心地いいと感じていますか?
居心地の良い住宅を探してください。
それこそが、あなたが結婚をしてよい相手です。
いつも思うのは、
住宅を決めてもらえるのは
二人の相性がいいからだと思います。
そこに少しでも違和感があると
決していい返事はいただけません。
私は、住宅に対して
あれこれという相手には
結婚は出来ないと思います。
私はそう思っています。
私の仕事は、
住宅とあなたの縁を取り持つ
仲介業者です。
不満を言えばきりがありません。
ある意味、妥協しなければ決まりません。
この塩梅が良いと思います。
では、また。
コメント